歌ってみたをする際、mix師に依頼したいけどどうやって依頼したらいいかわからないという疑問をもったことはありませんか??
はたまた、「頭出し」やら「モノラル」など聞きなれない単語が多すぎて諦めてしまったという方いませんか?
今回はそんな悩みを解決すべく、mix師に依頼する際に気を付けたいポイント9選をご紹介します!!
この記事を参考にしてmix依頼をスムーズに行えるようになりましょう!
mix依頼をする際に気を付けたいポイントを9つ紹介!!
歌ってみたでmix依頼をする際に気を付けたいポイントは9つあります!
多いな…って思いますよね(;´・ω・)
しかし、一回知ってしまえば「な~んだそのぐらいのことか!!」となることばかりですので安心してください!
mix依頼をする際に気を付けたいポイント9つは、
- 頭出しをする
- エフェクトをかけない
- 音割れが無いようにする
- 音が重なっているところが無いようにする
- ファイルの名称をわかりやすいようにする
- オフボーカル音源を添付する
- アップローダーで送信する
- 完成イメージを伝える
です!
それではなぜこれらが必要なのか説明していきます!!
頭出しをする
mix依頼をする際に気を付けたいポイントとして1番といっていいほど有名なのがこの「頭出し」です。
頭出しとは、歌いだしがオフボーカル音源(曲)に合っている状態にすることを指します。
上の画像のような感じになっていたらOKです!
もちろん頭出しが行われていなくてもある程度タイミングを補正してmixの作業に移ることはできます。
しかし、ズレというものが多少出てきますし、頭出しの作業に時間がとられてしまうので納品のクオリティが下がってしまう場合があります。
そんなに手間のかかる作業にはならないのでしっかり頭出しをするようにしましょう!
Cubase(キューベース)などのDAWを使用している方はマーカーなどの設定さえ間違えなければ意識することなく頭出しをすることができます。
しかしAudacity(オーダシティ)を使っている方は少し手順が必要です!
下の記事がよくまとめてくれているのでAudacity(オーダシティ)での頭出しがわからないよ!という方は読んで実践してみてください!
エフェクトをかけない
録音の時点で何らかのエフェクトがかかっている音源はmix師に渡しても上手くmixすることができません…。
ですので、録音したままの素の歌声で書き出してください!
GarageBand(ガレージバンド)をお使いの方はエフェクトをかけているつもりがなくてもかかっている場合があります。
ボーカルのトラックを追加した際に
デフォルトで上の画像のような設定になっています。
これを
このように変えてください!これで素の歌声になります。
各パラメーターをダブルタップしてもらえば下の画像のようになります!
録音している際はエフェクトをかけて気持ち良く歌ってもらう方がモチベーションが上がっていいですが、書き出しの際はエフェクトを消す!ということをお願いします!
音割れが無いようにする
音割れがあるとmixでは修正することができず、納品される音源のクオリティが下がってしまいます。
またかなりの確率でリテイクをお願いされることになってしまいます…。
それを防ぐためにしっかり音割れしている箇所が無いか確認してからmix師さんに音源を送るようにしましょう!!
参考のために音割れしている音源をおいておきます!
※音量注意です!!!しっかりボリュームを下げてから聴いてみてください!!
このザラザラなっている感じがあると音割れしています。
音割れしている音源の波形は
こんな感じで上までぎっしりの海苔のような波形になっていることが多いので録音した際にこのような波形になっていた場合はマイクの音量を下げるなどして録音し直してみてください!
音割れしてるか聴いてもわからない…不安だ…という方は依頼するmix師さんに一度「これ音割れしてますか…?」と質問してみてもいいかもです!
大体のmix師さんは優しく教えてくれると思います!!
テノは優しく教えますよ!!!!!!!!
初心者の方はおすすめのmix師ですよ!!(宣伝)
音が重なっているところが無いようにする
最近人気の『ヴァンパイア』/DECO*27を例に説明させていただきます!
この曲の1:07に「あたしヴァンパイア」と「求めちゃってまた枯らしちゃって」が重なっているところがあると思います。
こういうところは2本に分けて音源を送ってください!
重なっているところがあるとmixができなくなるので気を付けてください。
ボーカルパートをできるだけまとめようとがんばって送ってくれることはとてもうれしいです!
しかし、音が重なるくらいならたくさんに分けて送ってもらえる方が助かりますのでよろしくお願いいたします!その際は頭出しに気を付けてくださいね!!
ファイルの名称をわかりやすいようにする
ファイル名を分けてどの音源がどこを歌っているのかということがわかるとmix師としては音源の整理がしやすくわかりやすいです!
たとえば、メインの音源2本、ハモリの音源1本なら
- main1.wav
- main2.wav
- hamo.wav
みたいな感じです!
mix師さんによっては個別にファイル名の指定をしている方もいらっしゃいますが、特に指定がなければこのような名前で送っていたら間違いないです!
自分のハンドルネームを付けてもいいかもしれないです!!!
オフボーカル音源を添付する
録音時に使用したオフボーカル音源をmix師さんに送りましょう!!
公式の音源を使用していればmix師側でも簡単にダウンロードすることはできますが、一日に何曲も依頼を受けているmix師さんにとってはその時間も惜しい場合があります。
著作権等に関わってくるので必ず本家様が用意している公式の音源をダウンロードするようにしてください!
音質の劣化にも関わりますので、ニコカラなどから音源を用意するのはやめましょう!
アップローダーで送信する
ギガファイル便などのアップローダーで送っていただければmix師はすぐ確認できます!
ギガファイル便での音源の送り方は
- ギガファイル便を開く
- ファイルの保持期限を14日以上にする
- 音源をドラッグ&ドロップする
- ファイル名を決めてzipにまとめる
- できたURLをmix師に送る
です!
画像を交えて説明します!!
①ギガファイル便を開く
青くなっている「ギガファイル便」という文字をクリックするとサイトに跳びます!
②ファイルの保持期間を14日以上にする
確認するのが遅くなってしまうmix師もいますのでこれはできるだけ長く設定しましょう!
赤枠で囲っているところの日付をクリックすると変更されます!
③音源をドラッグ&ドロップする
すると読み込みが始まり音源を送るURLが出てきます。
④ファイル名を決めてzipにまとめる
赤枠内のファイル名を決め、まとめるボタンを押すと作成したzipファイルのURLが出てきます。
⑤出てきたURLをmix師に送る
赤枠の中のURLをコピペしてmix師に送りましょう!
これで音源を送るのは完璧です!!
完成イメージを伝える
自分がどのようなmixをしてほしいかmix師に伝えましょう!!
とはいっても専門用語や伝え方などがわからないという方が大半だと思います。
なので、そういう時は「この歌ってみたのこの箇所みたいにしてほしい!」というようにYouTubeのURLと「1:55あたりです!」などの分数指定をしてもらえればどういう風にしてほしいのかすぐ伝わります!
気兼ねなく希望を言ってみましょう!
この歌い手さんの歌ってみたみたいにしてください!とかでも大丈夫です!
完成イメージを共有していると自分の思った通りの音源が届き、mix師は直しが無いのでとても気持ちがいいやり取りになります!
リテイクの回数によって追加料金が取られる場合も多いので、こだわりがある場合はしっかり伝えましょう!!
まとめ
mix師に依頼する際に気を付けたいポイント9選!!はいかがでしたでしょうか!!
- 頭出しをする
- エフェクトをかけない
- 音割れが無いようにする
- 音が重なっているところが無いようにする
- ファイルの名称をわかりやすいようにする
- オフボーカル音源を添付する
- アップローダーで送信する
- 完成イメージを伝える
これらの作業を必ずやってほしい!!というわけではないですが、これらの作業をやってくれているとすぐにmixに入ることができるのでmix師のモチベーションが上がり、よりよい作品を納品してくれることにつながるので、結果クオリティが上がります!
mix師も人間ですのでモチベが上がるとたくさんのことに気づくようになるんです!
なので余裕がある方はこの作業をやって音源を送るようにしてみてください!!
歌ってみた・mix・録音方法・機材など質問があればなんでもお答えしますのでお気軽にテノ(@Teno_Amia)にご相談ください!
mix依頼も受け付けていますので是非よろしくお願いします!!!!!!!!
初心者の方にはおすすめの記事となっています!